KIFAからベトナム人のフェインさんが参加
柏市国際交流協会主催の第 15 回日本語スピーチ発表会

 柏市国際交流協会主催の第 15 回日本語スピーチ大会が2月22日(日)に行われました。KIFA日本語教室からベトナム人のレタイン・フェインさんが参加しました。フェインさんの選んだテーマは「マイ・ホームカントリー」――スリムなスタイルによく似合う民族服アオザイを着てスピーチしました。来日して7カ月ですが「つ」や「さ」などの発音のきれいさや興味ある内容などに参加者の賞賛を受けました。

         日本とベトナム―――どちらも大好き!!
 
 皆さん、こんにちは。私はフィエンです。去年の7月に日本へ来ました。出身はベトナムの首都ハノイです。ベトナムの国はS字型をしていますが、ハノイはそのS字の頭の方に位置します。
 日本と同じように四季があり、夏は平均気温33℃位で蒸し暑く、冬は10℃位です。雪は北部のほんの一部でしか降りません。
 ベトナムの家は青、赤、黄色、緑色などカラフルです。高さ制限もありませんから1階や2階、5階6階と高さもさまざまです。
 ハノイ中心にあるワンキュエン湖という湖を巡って中央通りがありますが、道幅はとても狭くとてもたくさんのモーターバイクが走っていて、道路を横断するときはとても気をつけなくてはなりません。その上、通りに沿って立ち並ぶ家が、歩道の上に店を出したり、駐車場にしたりしていますので歩行者は大変です。

●歩道の屋台は食べ物屋さん
 歩道に出している店の多くは食べ物の屋台です。屋台ではバインミーというベトナム風サンドウィッチが人気です。バインミーはバケットパンにソーセージやハム、叉焼 (チャーシュウ)などの、肉類と野菜の甘酢漬けなどをはさみ、チリソースをかけたものが定番です。パクチーや人参、きゅうりなどもはさむとおいしいです。
 日本人がベトナム料理としてよく食べるフォーと言うライスヌードルは、レストランでは食べますが、家ではあまり食べません。家ではご飯が主食です。
 日本で人気の生春巻きは、ベトナムでは家族の特別な行事などのとき、よく食べられます。普段は生春巻きより焼き春巻きをよく食べます。春巻きを食べるときはヌックマムを入れたタレをつけて食べます。ヌックマム(Nước mắm)は小魚を塩漬けにした、発酵調味料でベトナム料理独特のものだと思います。(日本語では魚醤と言います)
 旧正月にはナザァムというチマキのようなものを作ります。お餅やマンビーンという小さな豆や豚肉を葉っぱで包んだものです。
 
●何でも売っている屋台はコンビにです。
 歩道の屋台には他に本屋さんもあります。新刊本も古本も扱っています。また何でも売っている万屋(よろずや)もあります。屋台版のコンビニでしょうか。
 いま私が着ているのはアオザイというベトナムの民族衣装です。しかし現在では結婚式や旧正月、卒業式など特別な時にしか着られなくなりました。ハノイでは制服としても1校か2校しか着られていませんが、フェでは多くの学校で制服として今でも白いアオザイが着られています。
 ハノイからバスで2時間ほどで行ける所に、世界遺産でもある風光明媚なハロン湾や冬に唯一雪景色が見られるSapaという町があります。是非一度ベトナムへ、そして、ハノイへいらして下さい。但し、スイカなどのカードは使えませんし自動販売機は有りませんよ。
 昨年、日本とベトナムの国交樹立40周年を迎えました。今年の5月からは日本の会社のバスがベトナムの公共交通機関として運行されます。
 日本の皆さんも、もちろん親切ですが、ベトナム人の心も広く温かいです。これからも両国が親密な関係であるよう望んでいます。