KIFA会長挨拶「今は、じっと我慢」
 
 2020年6月3日 秋山 秀一


 
KIFAの会長になって、3期目。今は、ただただ、新型コロナウイルスに感染しないように、細心の注意をしながら、行動している。
2月下旬のイスラエル・ヨルダン、3月の中国・杭州、4月のカナダ、5月のパラオ、6月の北欧、7月のニュージーランドへの取材の旅は、すべて、キャンセル。
また、年に一度、毎年8月下旬から9月の初めにかけて私が同行講師として参加する、とある旅行会社主催で行われている「秋山ツアー」も今年は実施しない。
そして、9月のスイスへの取材旅行も、キャンセルした。
今年は、1月末から2月にかけてのトルコへの取材の旅を最後に、いろいろ予定していた海外への取材旅はすべてキャンセル、ということに…。いったいいつになったら、海外への取材の旅に出かけることができるようになるのだろうか。
まあ、今は、じっと、我慢、我慢。そうするしかない。
今、ウィーンの、あのペスト記念塔の意味が、実感として、よく分かる。
連載中の雑誌に、穴をあけるわけにはいかない。
世の中、何が起こるか、先のことはわからない。物事には、まさか、ということが、あるもんである。日ごろから、そのようなことは、考えていた。だから、ストックは、十分に、ある。ここは、じっくり落ち着いて、今まで取材したまま書かずにいたものを、チェックして、材料探しをしている。
YouTubeで10分ほどの動画「旅行作家 秋山秀一の世界旅」の配信を始めてから3年たち、200回を超えた。メキシコ、マルタ、ビクトリアの滝、アイルランド、イギリス、カナダ…。海外で、現地で撮った動画も、いろいろある。
海外に出られない今は、以前書いた原稿が載った雑誌などを引っ張り出し、YouTubeで読んでいる。
「こんなことを書いていたんだ」と、すっかり忘れてしまっていることも、ある。
が、また、そこには、思いがけない発見があって、ときに、ニヤッとする。
今は、何とか感染しないように、逃げて、逃げて…。次の海外への旅に、思いを馳せるだけだ。

会長 秋山秀一プロフィール
鎌ケ谷市在住。旅行作家。元東京成徳大学教授。NHK文化センター講師。日本外国特派員協会、日本エッセイスト・クラブ、日本旅行作家協会の会員。旅チャンネル番組審議委員、鎌ケ谷市都市計画審議会会長、NPOふるさとオンリーワンのまち副理事長。
海外への旅200回、訪れた国と地域90か所以上。
「旅行作家 秋山秀一の世界旅」YouTubeで配信中。
NHKラジオ つながるラジオ金曜倶楽部「旅に出ようよ」旅のプレゼンターとしてレギュラー出演。(2009年4月から3年間)その他、各種雑誌に執筆、連載。
著書 『ヨーロッパ観光事情 まち歩きの楽しみ』(新典社)(2018年2月9日初版)『大人のまち歩き』(新典社)、『鎌ケ谷 街歩きの楽しみ』(新典社)『世界、この魅力ある街・人・自然』(八千代出版)、「ウクライナとモルドバ」(芦書房)、『フィールドワークのススメ―アジア観光・文化の旅』(学文社)など