初秋の「箱根、芦ノ湖、小田原」をまわる 
 
  鎌ケ谷市国際交流協会(KIFA)恒例のバスツアー(交流部会担当)が9月26日の日曜日、箱根路と芦ノ湖をめぐり、初秋の一日を楽しみしました。
市民の親子、在住外国人家族ら参加者71人はバス2台に分乗し、
7時30分の定刻、鎌ケ谷市役所を出発、秋空のなか箱根へ発車オーライ。
  参加外国人は中国、韓国、インド、スリランカ、バングラデシュ、フィリッピンなどの出身者たちです。市内在住の中国残留邦人の方も参加しています


 
大涌谷で1号車の皆さん  

鎌ケ谷市民と在住外国人との交流を深めたKIFAバスツアー


芦ノ湖畔で2号車の皆さん

◎茂野会長あいさつと自己紹介でスタート
  バスは高速湾岸線、東名高速を抜け、最初の目的地「箱根の大涌谷」へ向け快走します。
  茂野昭会長がマイクを握り、「このバスツアーは初参加でございます。会社でジャパニーズヌードルを作っております。名刺代わりにお土産を用意しました(拍手)。外国の方で箱根へ行った方はおられますか? 私のジァパニズ スピーキングでは分かりませんか? 今日は皆様と一緒に、無事に楽しい一日になればいいなと思います」と丁重ななかにも、ユーモアを交えてのあいさつがありました。
(続けて中国出身交流部会副部長の野村千賀さんから会長あいさつを中国語で通訳) 
  その後、皆さんの自己紹介。名前・出身地・趣味・バスツアーで期待したいことなど、習った日本語で立派なあいさつをする外国人も居ます。
席の前後左右が和やかな雰囲気にな
 
          仙石原のすすきです
   
             大涌谷の噴煙です
◎箱根大涌谷散策は時間が少なく………
  バスは順調に東名高速を走り抜け、もうすぐ大涌谷到着です。予定時間より40分くらい早く着きそうです。車中から大涌谷の火山の白い噴煙が遠くに見えています。 
  ガイドさん運転手さんと幹事団で鳩首相談、早く着いた分、大涌谷滞在時間を増やそうと、後続の2号車にも連絡。ガイドさんも「大涌谷名物の黒卵をつくる『温泉卵小屋』まで散策、温泉卵作り・試食を楽しむ時間が出来ました」と車内アナウンス。
  大きくなる白い噴煙とかすかな硫黄ぽっいの匂い期待は高まります。
 
 黒卵買ったよ
 
 私にも一袋…… 
   ところが、ところがです、あと一つか二つのコーナーを回れば駐車場というところでバスは動かなくなってしまった。今日は日曜日。駐車場へ近付くにつれマイカーの渋滞がすごいこと、バスはなかなか先に進めません。折角の余裕の時間がどんどん減っていく。順調にここまで来たものの結局、大涌谷駐車場へ入れたのは予定より30分遅れとなっていました。
  大涌谷では、『温泉卵小屋』まで行く時間がない。売店付近を駆け足で散策、黒卵を買って食している人、展望台からの大涌谷噴煙を見学、写真を撮り合ったり、グループや仲間同士で楽しんでいました。
 
       さあ、芦ノ湖のお食事処に着きました
 
     美味しいよ。湖畔のレストランでランチです
 
◎芦ノ湖畔レストランで昼食
  大涌谷を後にして第二の目的地芦ノ湖へ。バスは細いくねくね道を登ったり、下ったり、右に左に芦ノ湖が見えます。残念ながら富士山は “雲隠れしています”。
  バスは(♪♪昼な〜お〜暗き杉の並木)と歌われた徳川家康が作った5街道の一つ、巨大な杉の木が両側に繁る『旧東海道』の杉並木の脇を通り、箱根関所の旧跡を過ぎれば昼食処に到着です。
  湖畔のレストランには、KIFAご一行様に揃えられたテーブル席。おひつからご飯を茶碗に装いハイどうぞ。(女性の方々大奮闘)お汁、おかずも盛りだくさん、全員そろって舌鼓。向かい合った外国人とお国の食事風景など話題にしながら、男の人はご飯お代わり3杯組みも。みんな満腹、満足。ごちそうさまでした。
  昼食後はおみやげ買いと写真撮影。芦ノ湖をバックに、バスガイドさんと一緒に、みんなそろってハイパチリ 
 
             芦ノ湖畔の駐車場にて
 
          うれしそうなカップルもいます 
 
             芦の湖畔でハイ、パチリ
          芦ノ湖名物の海賊船も入ってきました
 ◎畑宿寄木会館で、寄木細工の見事さにうっとり
  バスツアーは帰りの行程に入りました。箱根の伝統工芸の寄木細工の工房見学です。畑宿寄木会館は、江戸時代より畑宿を中心に栄えた寄木細工を展示・即売する施設です。職人さんの実演の鮮やかさに感心するばかりです。会館に展示された見事な作品は繊細で、伝統の深さが感じられます。華麗な造形作品にうっとりすることしきり。カメラにおさめる人もたくさんいました。日本の伝統工芸に魅せられて、小作品をお土産に求める外国人の方もいました。
 
          見事な熟練の手際にうっとり
 
         寄木細工のお土産を選んでいます 
 ◎小田原名物かまぼこの鈴広に立ち寄り、バスは帰途へ
  かまぼこの名産地は日本にたくさんあります。小田原もその一つ。なかでも『鈴広かまぼこ』は小田原かまぼこの老舗。店内の試食場所・売り場で色々の味比べ後、お土産を買いました。
 
   かまぼこ博物館では、かまぼこ作りに参加できます
 
       楽しかった思い出を残し帰路につきます 
 ◎帰路はゲームやミニ教養講座で交流タイムです。
  1号車では、野村さん手作りの「中国語講座」書かれた漢字を見て、その意味を当てるのです。一つ一つの漢字は私たち日本人にも見慣れた字でも、その意味は日本的感覚とはまったく違った意味で「えっー」という感じでした。同じ漢字でも日本と中国では違った意味になることを知りました。」
  2号車では、司会役を務める信夫さんが、21年間に及ぶ海外経験で仕込んだ、お酒と車の事情を話しました。
 3000CCのオートバイ、アマゾンを生産しているブラジルのお酒は、サトウキビから造る「ピンガ」これはアルコール47度だという。5000CCの4駆、ハマーのアメリカを代表するのはやはりバーボンウィスキー。
  スペインはぶどうから造るシェリー酒。ロシアは言わずと知れたウォッカで、車は大衆車のスコダなど、話は南米ブラジルから始まり、ヨーロッパを経て、オーストラリア、フィリッピンにまでおよびました。普段めったに聞けない興味深い体験談に、皆耳を済ませて聞いていました。
  まさに、文字と、お酒は、お国の違いを表わす特徴です。
  これこそ国際交流の意義を知る、国際交流バスツアーの醍醐味ですね。

  帰路の楽しみは恒例の車内ゲーム大会です。
  “豆絞りリレー”と“ビンゴゲーム”で盛り上がり、それぞれに景品が行き届き興奮のうちに、バスが鎌ケ谷市役所に戻ったのはほぼ予定時刻の午後7時。
  着いたときは小雨となっていました。残念ながら雲隠れしていた富士山に、またいつかと心を残こして、参加者は“有難う、楽しかった”と言葉を残して家路へ就きました。
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