KIFA交流バスツアー

雨の茨城路――水戸・偕楽園好文亭、魚市場、鹿島神宮
2012年9月23日
雨乞いをしていた人はきっといる――そんな気にもさせるような、
雨に魅入られた2012年度の「茨城方面・交流バスツアー」(交流部会主催)でした。
9月に入っても、雨らしい雨も降らず厳しい残暑が続いていました。
それがこの日だけ「大雨」となりました。

  23日朝、集合時から雨は降っていました。今年の参加者は6人の外国人(アメリカ4人、カナダ1人、バングラデシュ1人)を含め40人、バス1台での出発になりました。    過去7年間続いていた90人、バス2台に比べ少し寂しさもありますが、関係者の見送りに手を振りながら、市役所前を7時30分バスは動き出しました。
 バスは、柏インターから常磐道に入り北関東道経由で水戸へ。最初の立ち寄り見学は徳川副将軍・黄門様の醸造元で、今では梅酒と酒の資料館「別春館」へ。水戸黄門様は酒席を別春会と称し、「盃のなかには別の春がある」として酒を召上がったとある。
 一行は、昔の酒造りの道具を展示されている通路から、6000リットルの原酒が入った熟成タンクが、60本以上並ぶ梅酒蔵に案内され、梅作りから原酒の仕込み、熟成までのお話を伺いました。隣りの展示売場では、百年梅酒の試飲やお買い物を楽しみました。
 雨が激しさをましてきたようです。次の立ち寄り所は、日本3公園のひとつ偕楽園と、園内にある庭園建築「好文亭」です。バスの駐車場から、千波湖を右に見ながら雨の偕楽園を散策しながら好文亭へ。
 好文亭(楽寿楼)は水戸徳川家第9代藩主斉昭公自ら采配を奮って造られた奥座敷で、ここに文人墨客、家臣、それに領民を集めて詩歌や養老の会を頻繁に催したという。
 邸内を一回りする。華麗な花の襖絵の奥座敷が幾つもあり、回廊から花の樹木の庭園と梅林など素晴らしい眺望が広がっています。
 お楽しみの昼食会は「大洗イエローポート・ドライブイン」です。海鮮料理での昼食のあとは、お魚ショッピングに大奮闘。黄色の巨大施設の中に大洗の海の幸・鮮魚・活魚、乾物が大集合。さんま27匹、氷の箱詰め1500円という超お値打ちの品もありました。昼食にから揚げで出た「めひかり」も山盛りで並んでいます。小さいのに大きな目が光っています。
 バスは帰路コースに入り鹿島神宮へ。
 雨は止みそうもありません。茨城の海を眺めながら、鹿島臨海道路をひたすら走ります。鹿島神宮は「武」の神として、古くから皇室や藤原家の崇敬を受け、さらに鎌倉期以降は武家信仰も強く受け隆盛を誇った名社で、参道の両脇の巨木がすごい。
 有名な大鳥居は東日本大震災で倒壊して跡形もない(再建中)。紅い楼門から本殿まで行って引き返す人も居ましたが、最奥のの一つである「要石」まで行ってきた人もかなり居たようです。
 雨で眺望も期待できないのことから、鹿島港を一望する展望台(52m)のある港公園はパスして、潮来インターから東関道、16号線を経て市役所に到着したのは6時過ぎでした。
 雨は一日降り続いていました。
 調べてみると水戸気象台の9月のお天気データで、「曇時々雨」という日はあっても「大雨」というのは23日だけでした。
 交流部会員に恨みをかうようなメンバーは居ませんのに、雨の呪いを掛けた犯人は誰でしょうか。