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KIFA家庭料理講習会
 1月25日(日)、南部公民館でKIFA恒例の「家庭料理講習会」が開催された。今回のテーマは、イタリア料理と中国料理。世界3大料理のうちの2つに、受講参加者40人はエプロン姿で熱心に取り組んだ。
 色とりどりの料理を囲み、その後のパーティも盛況だった。
      
       交流部 根岸部会長の挨拶                 美味しそうなお料理
            
         中華料理の味もまず合格         コーラスをリードする吉川さんと伴奏の鈴木さん

                
                        イタリア料理の味はどうかな
 午前10時開始の料理講習会はスムーズに進行し、できあがったイタリア・中国料理は集会室に運ばれた。そして、正午すぎからパーティが始まり、はじめに交流部会の根岸孝子部会長の挨拶と乾杯。『みんなで料理したものを、みんなで食べる』。楽しみの時間がやってきた。
 受講者の会員たちの感想は? 「昨年の料理講習会同様、今年もわが家の食卓で役立つと思う」 「食べ物を通じて各国の文化を知るのは楽しい」 「とにかくおいしいものを食べたい」。
 食後は、会員の歌唱指導で今回の料理にちなんだ両国の代表的な歌を合唱した。イタリアはナポリ民謡『サンタ・ルチア』、中国は青海民謡『草原情歌』。腹の底から声を発すれば、消化にもいい。
 パスタと餃子。この組み合わせが見事に溶け込んで、交流パーティは成功裏に幕を閉じた
イタリア料理講座
  
調理方法を指導するモンテさん ソースにこだわり お肉の焼き加減を説明
ポイントはソースづくり

 イタリア料理の講師は、ジョバンニ・モンテさん。
 首都ローマ出身で、在日3年の英語講師。料理は「お母さんから教わりました」という。だから、この日のイタリア料理のコンセプトも、「イタリア人なら家庭でよ
く食べている簡単料理」をつくりたいと意気込む。

 メニューは2品。
① トマトとバジリコ入りソースかけパスタ
② ピザソースかけ牛の薄切り肉(下欄のレシピ参照)
 いずれの料理も、ポイントはソースづくり。モンテさんの手ぶり身ぶりを交えたユーモラスな指導に、受講者も「なるほど」とうなずく。
「ソースづくりに最低30分は時間をかけますね。ソースがいのち。それにイタリア料理はトマトやバジリコ、ニンニク、オリーブ油をいっぱい使うから、体にもいい
し、ダイエットにもいい」
 故郷をこよなく愛するローマっこ・モンテさんのイタリア料理礼賛。日本では「牛肉やチーズがちょっと高いね」と、ちょっぴり苦言も。
 完成した料理の盛り付けもきれいにできた。いわゆるイタメシ好きの日本人は多い。この日、みんなでつくった料理をみんなで楽しく舌づつみを打って、さらにイタリア料理ファンが増えたことだろう。
 
イタリア料理のレシピ
【ピザソースかけ、牛の薄切り肉】

◇ 材料(4人分)
・ 子牛の薄切り肉(4~6㎜、牛肉・豚肉でも可)
・ オレガノ、バジリコ、塩、コショウ・トマト
・ オリーブ油・モッツァレラチーズ
・ 付け合わせ用の野菜(キュウリ、ブロッコリー、アスパラ、セロリなどでいい)

◇ 作り方
① 薄切り肉4切れはあらかじめ塩・コショウ・香辛料を少々ふりかけておく。フライパンに、十分なオリ―ブ油を入れて、薄切り肉を炒める。

② 薄切り肉にこんがりと焼き色がついたら、フライパンから取り出す。残った油に、湯通ししたトマト、バジリコ、オレガノを加えて煮詰めて、ピザソースをつくる。

③ ソースが出来上がったら、再度フライパンに薄切り肉を入れ、ソースに絡ませる。

④ フライパンから取り出す2~3分前に、細切りのモッツァレラチーズを薄切り肉に適量のせる。そして、チ―ズがよく溶けるよにフタをしておく。

⑤ 皿の中央に調理された1人分の薄切り肉、回りに付け
合わせの野菜を盛り付ける。 
                    中国料理講座
        
     餃子を生地から作る          中華料理は下味をしっかりと   料理指導をする野村千賀さん
下味をしっかりつける
 
 中国料理の講師は野村千賀さん。
 中国名・陳燕玲さんは主婦で、2児の母親。アシスタントとしてご主人も加わり、夫婦して気合十分の熱のこもった料理指導が始まった。「食在広州」(食は広州に在り)といわれる、世界有数の食どころ広州出身の千賀さんだけに、この日のメニューも豊富。
①餃子(水餃子、焼餃子)
②鶏ひき肉と野菜のレタス包み(下欄のレシピ参照)
③手羽先と砂肝の煮込み
④八宝菜

 中国料理は、下準備に時間を惜しみなく使う。受講者は、千賀さんの丁寧な指導にしたがって、野菜を洗う、お湯を沸かす、野菜をみじん切りにする、フライパンで具材を炒めるなど真剣そのもの。
「下味をしっかりつけておくことが、中国料理ではもっとも重要です。これがすべてです。あとは強火で一気に炒めたりすればいいのですから」それに、食材は必ずしもレシピや前知識にこだわることはない、そうだ。冷蔵庫にあるもので柔軟にアレンジしながら料理できるのも中国料理の特徴だ。
「みなさんと一緒につくり、とても楽しかったです」千賀さんも、教わった受講生も楽しい一日でした。
 
中国料理のレシピ
【鶏ひき肉と野菜のレタス包み】

◇ 材料(4人前)
・ 鶏のひき肉150g、たけのこ(水煮)100g、
・セロリ100g、レッドピーマン1/2個、
・干ししいたけ3個(水でもどしておく)
・ ニンニク、生姜各少々・レタス1個
・ サラダ油、かきソース、塩、コショウ、片栗粉

◇ 作り方
① 鶏肉に下味をつけ、よく練っておく。下味(塩、コショウ各少々、醤油小さじ1、卵黄1/2個、生姜汁小さじ1/2、片栗粉大さじ1サラダ油少々)。

② 堅めの野菜を塩と湯でザッと湯通しし、みじん切りにする。これにひき肉をくわえ、油大さじ2の熱した鍋で、ポロポロ状になるまで炒め、油をよく切っておく。

③ 油大1でみじん切りしたニンニク、生姜を炒め、香りが出たら②としいたけを合わせて、さらに炒める。

④ 合わせ調味料(うまみ調味料、塩各少々、砂糖、醤油、カキソース各大さじ1)を③に加え、全体に味をからませたら、仕上げに水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつける。

⑤ 大皿に④を盛り付ける。④を包むレタスを1枚1枚分けて(包丁で丸く切ると美しくなる)料理に添える