外国の家庭料理の味は交流の輪を広げます

ロシア「ボルシチ」など3品を作りました

2012年度 交流部会企画「外国家庭料理講習会」
 2012年度最後の交流部会企画「外国家庭料理講習会」はロシアの家庭料理を取り上げました。 ①ロシア家庭料理の定番<ロシア版お袋の味>と言われる「ボルシチ」 ②友だちが集まると作るロシアンサラダ「ビ二グレット」 ③ロシア版クレープ「ブリネ」――3品のレシピを用意しました。メ-ンの食材は高価な生ビーツを使いました。講師はヴォルゴグラード(1925年から1961年まではスターリングラード)出身で、来日して9年になる渡邉イリナさんです。13年2月17日、会場の南部公民館調理室には市内を始め、柏市2人、船橋市、松戸市各1人、鎌ケ谷高校料理研究部の4人の生徒を含め40人の参加者がボルシチを体験しました。
 ①ボルシチを作りましょう―ーーーーーーーーーー


 はじめにイリナさんから一通りレシピの説明のあと、ボルシチ作りが始まりました。
 主になる食材はボルシチには欠かせないビーツです。日本の家庭料理ではあまり使うことがない野菜です。サトウダイコンに似た野菜で、輪切りにすると同心円状に赤い輪がありました。この他は玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツを使います。他にサラダ油、トマトソース、調味料など。
   生ビーツは、きれいに洗って皮をむきスライスします。切り口が真っ赤で、まな板も赤く染まります。肉は豚肉モモブロックを用意します。
  イリナさんは各調理台を回りながら、味加減など助言します。
たっぷり水の入った鍋に一口大に切った豚肉を入れ火にかける。豚肉が煮えたころ、スライスした人参、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツを加えてさらに煮る。        フライパンにサラダ油を引いてスライスしたビーツをしんなりするまで炒め、お酢とトマトソースで味をつけ、豚肉の鍋にくわえて、最後に少しの塩で味を調えると出来上がりです。
  イリナさんによると味付けのポイントは、ボルシチ独特の快い甘酸っぱさと、赤ビーツの美しい微妙な赤色の味を引き出すことだということです。それには何よりもビーツをちゃんと下ごしらえすることだとそうです。
 いただくときは白いスープ皿に取り分け、ヨーグルトをスプーン一杯分落とします。
  ②<ロシアンサラダ>ビニグレットを作ります―ーーーーー

 サラダのビニグレットにもビーツを使います。軟らかく茹でたビーツの皮をむき、さいの目切りにする。じゃがいも、ニンジンも茹でてさいの目にし、サワークラフト、グリンピースなど混ぜ合わせます。ピクルスを加えて塩で味付け赤い色どりのサラダができあかりました。
 デザートのブリネ<ロシア版クレープ>も出来上がりました。ジャムなど挟んでいただきます。
 3品ともに色鮮やかなお料理です。

  ②<ロシア版クレープ>ブリネを作りましょう―ーーーーーーーーーー

*会食交流パーティ*イリナさんは「チェブラーシカ」キャラのエプロンです。
  会食室のパーティ会場も整ったようです。
 出来上がった料理が次から次に運び込まれてきました。
 KIFA長南勇会長を始め、パーティのみ参加希望の男性たちは既に席についています。
 全員席に着いたところで企画担当の有田容子さんの司会でパーティの開始です。
 「チェブラーシカ」キャラのエプロンを付けたイリナさんから、ロシアのお料理のことや広くて、寒い暮らしのこと、出身地のヴォルゴグラードについて話していただきました。
 また、仕事でヴォルゴグラードに滞在経験のある信夫稔交流部会長による、経験談や五輪開催地のソチ、ボルガ川、黒海、話題になっている隕石落下のチェリャビンスクなど、ロシアNOWについての話などもありました。初めて試食するロシアの家庭料理・ボルシチの話題やイリナさん持参のマトリョーシカ、写真集を見せていただきパーティは盛り上がりました。
 今回の講習会には、鎌ケ谷高校料理研究部のメンバー4人が参加、料理を通じて交流を楽しんでいました。それにイリナさんのお嬢さんとお友だち、お母さんも参加、可愛い交流風景も見られました。

 *参加した鎌ケ谷高校生からは、次のような感想も届きました。
 ビーツという赤い野菜を初めて知りました。中身も赤く、かぶとじゃがいもを足して割ったような食感、とうもろこしのような甘味がして不思議な野菜でした。ボルシチは初めて食べましたが、赤いスープのイメージと違って、あかむらさき色をしていて、野菜の甘味が出て美味しかったです!
 サラダはサワークラフトとピクルスが入って酸味のあるさっぱりした味で、ロシアでも酸味のあるものを食べるのだと思いました。クレープはゆるい生地で作って、日本とはまた違った味わいがありました。
 ロシア人の講師の方は、優しく少し交流できてとても良い機会になりました。また、地域の方ともたくさんお話したり、料理研究部を知ってもらったり、交流できてよかったです。(2年部長)
 ロシア料理は、食材も変わってて美味しかったです。赤かぶの色で味だけでなく視覚でも楽しめました!クレープは焼くのが難しかったけど普通のクレープとはまた違ったものでおもしろかったです。(2年)