マニシャ シモヤマさん
(Manisha Simoyama)


インド北東部ジャールカンド州の州都
ラーンチー(Ranchi)で生まれ育ちました

 
 マニシャ・シモヤマさんは、インドの北東部ジャールカンド州の州都ラーンチー(Ranchi)で生まれ育ちました。ラーンチーは首都デリーを始めとし、ムンバイ、カルカッタ、チェンナイ(旧マドラス)の4つの主要都市に次ぐ大都市です。デリーからは東に約1000キロメートル、カルカッタから300キロメートル離れています。
*英語・ヒンディー語は日常語

  私が来日するまで過ごしたラーンチーの町の感じは、東京で言えば、新宿というより松戸という雰囲気です。周辺には山や森が多くきれいです。国内からのツーリストも沢山訪れますHundruの滝など5つもの大きな滝も見られます。

 気候は夏は平均38度、冬は平均零度にまで下がります。雨が多いですが湿度は低く、インドの中では暮らしやすい所です。雨が多いので農業が盛んです。多くの種類の農産物が生産されています。菜食主義のヒンディー教徒が多いインドでは、暮らすにはうってつけの町です。
 そして鉄鋼産業が盛んな都市でもあります。鉄鋼は主に国内向けのビル建設材料となります。

*週に2回、ヨガの授業があります

 義務教育は小学校5年、高校5年の計10年でした。
  私はヒンディー教徒ですが、キリスト教のウァーサリ修道院女学校に通っていました。当時は現在と違い、男女別学の学校がほとんどでした。2人の兄と2人の姉たちも男女別学の学校へ行きました。
 学校は110年くらい前に建てられ、古いですが有名な学校で、規律が厳しかったです。授業は入学したときからヒンディー語と英語で行われていました。
 日本の学校と一番違う点は、週に2回30分ずつヨガの授業があることです。私は今も毎日ヨガをしています。高校ではインドのクラッシック舞踊も習いました。インドはクリケット、グランドホッケー、サッカーなどが盛んですが、私はスポーツはあまり好きでなかったのでしませんでした。好きなお芝居の練習をしていました。

*大学では情報管理の勉強をしました

 学校でキリスト教徒の生徒は肉を食べていましたが、私はヒンディー教の菜食主義者なので肉を食べません。しかし牛乳や豆類などの蛋白質はしっかり摂っています。学校の昼食には各自持参していました。
 卒業後2年間は、中間スクールで好きな地学の勉強をしました。大学では情報管理の勉強をしました。また学では科目によりヒンディー語か英語で授業が行われていました。
 大学卒業後小学校に教員として勤め、コンピュータ
や英語を教えていました。

*カースト制の実質的撤廃を目指して

 また世界規模のボランティア組織の中で、ボランティアワークをしていましたが、その組織のネットで日本人の主人と知り合い結婚しました。
 これは「カースト制度や生活階級に捉われない結婚をするべきだ」という、私の考えを実践する上にも重要なことで、私たちの結婚が地方紙に載ったほど、センセーショナルな出来事でした。
 インドではカースト制は今は廃止されていますが、階級意識がなお根強く残っているのです。

*旅行はインド人と一緒が安全

 生まれ育った住居は10年前に建て替えましたが、4階建てで1階に6部屋ずつある大きな家です。
 ラーンチーはインド人が住むには、気候が良く農産物も豊かで環境が良いのですが、旅行客には注意が必要す。景色も良く、建造物など見所も多く、是非にとお勧めしたいのですが、泥棒が多いこと、製品に値札を付けておらず、外国人には値段を釣り上げること、タクシーはとても高いことなど、旅行者にとっては油断のならない町です。
  インドでは、インド人と一緒にいることが一番安心です。(鎌ケ谷市在住)


ラーンチーの場所

インドの実家

母校の大学

クリケットスタジアム


アルベルト広場

Hundruの滝